五本木の住宅

美しさ以外に合理性と耐久性を重視した施主のため、用いられる全ての緩和条件を駆使し、この敷地での最大容積と高さの確保に努めました。

また敷地の中の様々な空間特性に応じ、お聞きしたご要望から各室の個性をより引き伸ばす適切な配置、平面計画を行いました。

さらにそれ以外に自由度を確保する手段として、最も短期間で必要面積が変わる子供室の可動床を提案しました。二人分の子供室の半分を簡単なスライド式収容床としておくことで、まだお子様が小さいとき、二人のうちどちらかが進学されたときなどはリビングの吹抜とすることが出来るように考えました。

  1. 設計:2009.12
可動床開放