PAUSE展

名古屋港ガーデン埠頭20号倉庫/artport2000参加企画
強制引力の網の目をかいくぐり潜在引力を獲得するためには、早送りの日常の中、主体性に基づく一時停止の瞬間が必要であると訴え、展示室というサンプル空間で疑似体験してもらう試み。
TORIKO展同様、URBANFORESTと美術家・石川亮とが協同して企画・制作したコラボレーション。

3人の芸術家に会場の名古屋港付近で題材を集めてもらい、彼らの作品を同エリア内の倉庫跡にて展示。これらの作品は、全て同じ範囲内で3人が引き付けられたもの(それぞれにとっての潜在引力)が、TORIKO展での写真という手段ではなく、美術という手段で表現されたもの。
観賞法は「見せられる」受動的なものから「掴み取る」能動的なものとなるよう、往路は強制、復路は自由動線とし、観る者が引力を感じた部分(展示物だけでなく扉の錆や壁の隙間等にも)に「PAUSEマークをプロットしてもらいました。

<URBANFOREST>

  1. 開催:2000.11
マニュアル