世田谷の集合住宅

突然、脳梗塞により運動障害をかかえた父を持つオーナー宅の建替えにあたり、オーナー住居を含む全館バリアフリー設計を施した複合施設を計画しました。

構成は、最上階にオーナー住居、中間階に世田谷に多く在住する独居老人のためのワンルームマンション、1階には地域に開放するデイルームとケアスタッフの往診拠点を配置し、土地の有効活用とともに、(高齢者・障害者を郊外に集める従来の福祉施設とは異なる)ソフトとネットワークに重点を置いたこれからの地域福祉のあり方を提案しました。

  1. 設計:2004.05
構成(南)